オーブンレンジ

僕の右腕、愛用のオーブンレンジです。
田町で開店したのが1979年の9月ですから
あと半年と少しで28年間使っている事になります。

トッププレートは今では少なくなってきている鋳物です、
買った当初は今の様に平らでなく、
毎晩営業が終わると砥石で磨き、磨き、
さらに磨き、磨きの繰り返し。
今の様な状態になるのに2~3年かかりましたが、
ステンレス製と違い、ゆがんだりせず、
鍋を置いた時の音が金属的で無い所も気に入っています。
鋳物なので錆びやすく、手入れは大変ですが、それはそれ、

汚れが付いたり、錆びたり、茶色く変色した姿は美しく有りませんから。

オーブンレンジ


おまけ
最近の料理人の世界では何と呼んでいるのか解りませんが。
僕の修行時代にはストーブと呼んでいました、
世間一般で、普通は暖房器具の呼び方の一種のようですが、
ストーブはもともとオーブンレンジの事だったようで、
僕の大先輩は薪や石炭をくべていた、と言っていました。

石油ストーブにヤカンをのせてお湯を沸かせるのは、
その名残かも知れませんね。


この記事へのコメント
この写真、携帯の待ち受けにしました(笑)。
朝と言わず昼と言わず目に飛び込んで来るように。

目覚ましとともにこの画面かあ〜。
少しきついかな??
Posted by まいける@さかな町 at 2007年01月29日 01:17
あんまり頑張らない方が良いよ、
疲れるから。
自分がやりたくてする仕事なら
疲れていてもへっちゃらだけどね。
料理もそうだけど
いろんな事、徐々に解ってくる筈だから。
僕のキャリアは君の年齢ぐらい有る訳だから
色々と違って当然だよ、
君と大して変わらないんじゃ立場上困るだろ。
あとは、マイケル自身、
どの部分を大切にするかだと思うよ、
僕は仕事に入れ込みすぎて
かーちゃんに苦労ばかりさせている、
とてもすまないと思う。
Posted by トマトカンパニーです at 2007年02月01日 03:18
職人として道具を大切にする気持ち、勉強になります。
そういうところで、心ってあらわれるんでしょうか。
28年もつかってるなんて、ぜんぜん見えませんでした。
Posted by 裕矢 at 2007年02月09日 06:31
僕の店の調理場や道具がこんなふうに見られていたとは、

僕の居たホテルで今の店みたいにしていたら、
きっと営業停止処分になっていると思います、
とりわけ衛生面には厳しいホテルでした。
突然の衛生検査(査察)も有りました。

アメリカ政府の為のホテルと言う事も有るのかも知れませんが、毎日、タイル張りの床や壁、冷蔵庫は勿論の事、冷蔵庫の中の色々な食品の入った容器も毎日洗浄し、作った料理やソースも全部日付を入れて保管していました、それが普通でした。
一番驚いたのは40年近く前、ホテル中の生ゴミを集める部屋にエアコンが入っていた事です。

料理も入社当時のグランドシェフは宮内庁出身、
大先輩はあの氷川丸の料理人で、先ほど亡くなった帝国ホテルの村上シェフの同僚で友達だった方や帝国ホテルから移って来られた方たちなど、今にして思えば
そうそうたる、歴史とも言える人たちばかりでした。

願わくばあのお方達に僕の店を、
特に調理場を見られませんように、
今、僕がしている様な、いわゆる(レストラン)は、
(町場の店) と言って見下していた場所ですから、
僕が今の立場になった以上、尚更です。
Posted by トマトカンパニーです at 2007年02月11日 03:28
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